ロバート堂園は昔からの私の友人で芸術家の仲間でもあり、日本で言えば私にとって先輩のような存在でもある。 彼も私が最近入ったブラックフィシューギャラリのメンバ・オーナーで、長い間ギャラリーのリーダーとし活動していたようだ。彼のおかげで私はオレゴンの芸術界にスムースに戻った。私だけでなく色んな芸術家たちを手伝っているようで、人派が広い。
画家としてもロバートは優秀で尊敬している存在で、私が日本にいる間ずいぶん腕を上げたよう。この期間、まだ環境問題が世間に大きく注目する以前から彼はエコーグリーンアーチストとして活躍していたようだ。ロバートは魚釣りなどが大好きでよくオレゴンの大自然の中で友人たちと魚釣りをしている。私も数年前オレゴンに夏休みに帰った時、釣りにつれていってもらった。オレゴンの高山の湖でゴムでできたソファのイスの形をした物に一人で乗って足についたフレッパでこきながらフライフェシングーした。面白く、不思議な釣りだ。又、大工の経験のある彼は三十年ほど前に太陽のエネルギーを保存する建築雑誌の記事になるような素晴らしい家も建てた。このように環境に関して強く意識しているロバートはごみを捨てないで自分の作品に使い出した。生ものはもちろん肥料に。使い物を作品に使うのはめずらしくはないが、意識して自分の毎日の使い物を作品に使いそれを長い期間地元の風景画につかうのはけっこう独特。それをしっかりした基本の優れた絵画の技術で完成させると見事な作品にできあがる。風景と色彩だけでなく立体感とテックスチャでも楽しめる作品である。それといくつかのパネルで作り上げた変わった形のパネルと絵の角度の成果、絵を観ているというより、川の流れの中に立って風景を見ているような感じにさせる。この作品のグループは少し、離れて見たほうが全体の雰囲気をあじわえる。前の英語で書いている記事のイメージなどを見ると彼の作品制作方法がだいたいわかるはず。
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