Friday, June 12, 2009

「ファブリックの世界ー三上イズミ・杉本マイ展」 (Japanese version of Sugimoto /Mikami Exhibition)


                     上、中島先生とマイの作品














左、、黒いほうが三上で色のほうがマイマイの作品

杉本’マイマイ’ 〈05’卒)と三上’イズモン’(97’卒)は道都卒業生でシルクスクリ-ン版画などで名の知れている中島ゼミ出身です。マイマイは私のゼミで粘土を材料として面白いキャラクタを造っていましたが、途中で草染めに目覚め、そちらの専門になりました。この展示は札幌市の中心にある斉藤ギャラリーで開き、主に草染めのやや抽象的な作品10点とシルクスクリーンで染めたキャラクターいっぱいのファブリック10点でかざられているようです。そのほか、古い染物の切れ端でできたかわいいソフトスコルプチャーのキャラクターも展示されているようです。マイマイがあの面白いキャラクターたちをソフトスコルプチャーの分野で生かしている事については元彼女の彫刻の先生としてうれしいですね。

三上は道都大学では非常勤講師を何年かしていてフアブリックのほか、木版画やイラスト、漫画など幅広く、面白いオリジナルなキャラクタなどが登場する作品を次から次と制作しているようです。今回はマイマイと同じように壁を13点の染めた布で飾っているようです。 今回は一つの熊さんのパータンを応用し、いくつかのバリエーションを制作したようです。三上さんの作品ですから、熊と言えどよく見ると熊の大きなパータンの中に様々な小さい面白いパータンが見られると思います。写真だけみると主に黒色で染められているせいかいつもより、重く、シリアスな雰囲気を感じますがおそらくちかずくとニッコリするでしょう。

今回は三上さんの傑作漫画シリーズ「わらびも」のほか最近書き出したトマトの顔をした宇宙人が登場する「ポモドロー」がテーブルに置いてあるらしい。 「ワラビモ」全巻全部アメリカまでもってきた私、「ポモドロー」もいつか読みたいものです!面白い、オリジナルキャラクター作りに関してはこの二人、トップクラスですが、写真の成果、今回は壁いっぱい飾られた染めたファブリックの存在・雰囲気に目がひかれるようです。

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